さんぽ・ぽっぽとは

「ぽっぽ」「さんぽ」は、横浜市乳幼児一時預かり事業の補助事業者に選定されています。
子育て中の「用事を済ませたい、少しだけリフレッシュしたい・・・」など
子どもをみてもらいたいときに、一時的な預かりをして身近な子育ての応援者として力になります。

のはらネットワーク設立趣旨書 

 親も子も、それを取り巻く人たちも、子育ての時をもっと楽しめるように、互いに育ちあい、もっと自分らしく生きていけるように、私たちも一緒に何かできないだろうか…「のはらネットワーク」はそんな思いがつのり、新たに設立します。

 これまで私たちはNPO法人めーぷるここという法人で、横浜保育室を実施する「保育事業」と、一時預かりや、親子で自然に親しむセンター北キッズファーム活動などの「子育て支援事業」を行ってきました。
 保育事業、子育て支援事業ともに地域の人たちに認められ、横浜保育室も乳幼児一時預かり事業実施施設も2か所ずつになり、受け入れ人数も倍増しました。
 その一方で、広がってきた両事業の運営が複雑化してきたので、運営の効率化を図り、また新たな活動に取り組むためにも、保育事業と子育て支援事業を分け、子育て支援事業を担う新たなNPO法人を設立することを決めました。
 新しいNPO法人「のはらネットワーク」は乳幼児一時預かり事業などの「子育て支援事業」を担い、深く、広く、柔軟な活動を展開していきます。

 働いていてもいなくても、どんな要件でも子どもを預けることができる一時預かりは、ただ預かるだけではなく親が集う場所にもなります。
 その運営を通して、私たちはこれまで様々なことを感じ、学んできました。簡単に孤立してしまえる現代社会の中で子育てをする難しさ、仕事との両立の難しさ、障害のある子を持つ親の戸惑いや不安など、出口を求めている人のなんと多いことか。そしてかつては自分もそうであったことを思い出し、より必要に応えることのできる活動とは何かを考えてきました。

 「のはらネットワーク」は、豊かな自然に恵まれた都筑区という土地柄を活かして、子どもたちが喜んで遊びこむことができる環境を作り、親が安心して子どもを託すことができる「場」となります。また、地域との交流も今まで以上に有意義なものになるよう働きかけ、乳幼児だけではない、さまざまな子どもたちとも交わり、親を含めた地域の大人たち全部で子どもを育てていく存在となります。

 人と人がつながり、喜びや悲しみを共に分かち合い、自分らしく、共に助け合い、共に育ち合う。そんな良い循環が世代を超えて続いていく社会を目指して――私たちは希望を持って、新たな一歩を踏み出したいと考えます。


                           平成25年9月21日
            法人の名称  特定非営利活動法人のはらネットワーク
            設立代表者  山田 由美子